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学協会連携/表面-界面物性研究会2022年秋期講演会
開催概要
マテリアルライフ学会 表面界面物性研究会では「表面・界面」をキーワードにこれらに関して、第一線で活躍されている方々を講師として、年2回研究会を開催しております。
我々の身の回りの製品は、異種材料で構成されており、そこには必ず表面・界面があります。また、製品の美観維持や保護を目的として塗装をはじめ多くのコーティング技術があります。一方、これらの外観や性能・耐久性など評価する方法や技術が多く開発されています。
2022/秋は都産技研をホストとして、オンラインにて開催予定ですので、是非ご参加下さい。
日時 | 2022年10月14日金曜日 13時20分から15時50分 |
場所 | Teamsによるオンライン ホスト:東京都立産業技術研究センター (東京都江東区青海2-4-10) |
参加費 | 無料 |
参加申込 | 事務局:株式会社 理工出版社内 Mail: [email protected] / FAX:03-3263-4022 までお申し込みください。 上部にあります申込用紙をご利用ください。 |
参加申込締切 | 2022年10月12日水曜日 |
参加資格 | 特になし ※学会員に限らずどなたでもご参加いただけます。 |
定員 | 特になし |
問合せ先 | 表面界面物性研究会 事務局(株式会社 理工出版社内) E-mail [email protected] |
プログラム
時間 | 講演題目 | 演者 |
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13時20分-13時30分 | 開会挨拶 | 栗山 卓 (表面界面物性研究会委員長) 川口 雅弘 (東京都立産業技術研究センター プロセス技術グループ長)
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13時30分 - 14時00分 | 【講演1】 「ポリウレタン原材料の最新動向 塗料・接着剤向けを中心に」 ☆ポリウレタン原料と製品の工業化はすでに半世紀以上の歴史を持つ。その中でも、非発泡のポリウレタンは塗料、接着剤、シーリング材などの分野で大きな実績を示している。また最近は脂肪族イソシアネートベースのポリイソシアネートの新製品や水性ポリウレタンディスパージョン(PUD)の新規投入も顕著である。新製品の特長と要求特性、その開発背景・市場を説明する。特に残存フリーモノマーの低いULM(ウルトラローモノマー)と水性ポリイソシアネートの技術、製品を説明する。 | 桐原 修 (元バイエルマテリアルサイエンス株式会社) |
14時05分 - 14時35分 | 【講演2】 「塗装によるスギの熱処理木材の耐候性向上」 ☆スギの熱処理木材に適した塗料および塗装仕様の開発に寄与する知見を得ることを目的とした。スギの熱処理木材の耐候性を向上させるには、硬く靱性のある塗膜が適しており、また、長波長側の紫外域から青の可視光をカットする紫外線吸収剤・顔料の配合が重要となると示唆された。 | 村井まどか (東京都立産業技術研究センター プロセス技術グループ) |
14時40分- 15時10分 | 【講演3】 「ドライコートをコア技術とした光学製品の紹介」 ☆眼鏡事業で培った真空技術による反射防止コーティングをはじめとするドライコーティング技術を発展させ、様々な工業製品への応用展開をしている。光学薄膜のコーティングサービスに加え、光学部品の提供や光学技術を応用した製品開発の紹介をする。 | 長谷 要 (東海光学ホールディングス株式会社) |
15時15分- 15時45分 | 【講演4】 「50年超使用された給水用ポリエチレン管の経年劣化調査」 ☆2016年に発生した熊本地震で、供与30年未満のガス用及び配水用ポリエチレン管は、破損なく被災を免れ、地下埋設されたポリエチレン管の優れた耐震性能が実証された。しかしながら、水道配水(本)管から各家庭に水を引き込む給水用ポリエチレン管は,少なからず漏水事故が発生した。給水用ポリエチレン管は、耐用年数の規定を定めていないため、1959年から50年を超えて継続使用している。そこで、給水工事技術振興財団により、 2020年度に熊本市について、2021年度には、全国の10事業体に拡大した経年管の調査が行われた。この調査結果に基づいて、ポリエチレン管路の経年劣化機構について報告する。 | 栗山 卓 (山形大学大学院有機材料システム研究科) |
15時45分-15時50分 | 閉会挨拶 | 野本 実 (表面界面物性研究会幹事) |