※本装置は公益財団法人JKA補助事業による補助を受けて設備導入しています。
機械技術グループ TEL. 03-5530-2570
PBF(Powder Bed Fusion、粉末床溶融結合)の方式を用いた金属AM装置(金属3Dプンター)であり、粉末材料をレーザーで溶かして積層することで、立体形状の金属部品を造形することができます。本体が小型でシンプルな構造になっており、材料交換が容易なため、様々な材料を使った部品試作や少量の粉末による造形実験などに柔軟に対応することが可能です。また、チタン合金などの活性な金属や高出力レーザーによる純銅の造形も行うことができます。。その他、特殊なオプション機能を複数搭載しており、製作が難しい部品の試作造形や金属AMの先端技術の研究開発など、様々な目的・用途に使用できます。
図1 造形の仕組み
項目 | スペック |
---|---|
造形スペース | 通常時: 直径140mm×高さ200mm リダクション時: 直径55mm×高さ200mm ヒーター使用時: 直径100mm×高さ150mm |
対応材料 | チタン合金Ti6Al4V、純銅、アルミニウム合金AlSi10Mg、ステンレス鋼SUS316L、ニッケル合金Inconel718など |
光源 | ファイバーレーザー(1000W、1070nm、シングルモード) |
雰囲気 | Ar、N2 (真空チャンバー付き) |
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