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nanoDot線量計は、OSL(Optical Stimulated Luminescence)線量計の一種で、50μGy~10 Gyまでの幅広い放射線の量を繰り返し測定することが可能です。さらに、1cm×1cm×2mmと小型なので局所の線量を測定でき、工場等、現場への出張線量測定も可能です。
1cm×1cmと小型のためX線防護メガネのフレームのような狭い場所でも、前後にnanoDotを貼り付けることで遮へい率を測定できます。
図1.nanoDot線量計を使用したメガネフレームの遮へい率測定
nanoDot線量計を一様に並べて照射することで照射場の線量マップの作成することができます。応用例としては、試験体の各位置に線量計を貼り付けて照射することで、部分的な照射線量を一度に測定することができます。
図2 ガンマ線照射装置内の線量マッピングの測定
図3 線量マッピングの例
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