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支援事例紹介(ザインエレクトロニクス株式会社)
印刷用ページを表示する 更新日:2021年10月29日更新
Raspberry Pi向けカメラ画像長距離伝送キットの海外法規制対応
対応分野 : CEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、FCC認証
Cable Extension Kit for Raspberry Pi Camera
≪製品の特長≫
Raspberry PiカメラとRaspberry Piコンピュータ間の接続距離を延長できるキット
利用前の課題
新製品の開発において海外への展開を検討するにあたり、各指令に関する情報や評価試験への対応方法をはじめ、製品の海外展開に伴うリスクアセスメントや取扱説明書の作成方法など多くの課題があった。
MTEPの支援内容
- 2020年9月 MTEP専門相談員(各国規制)による技術相談
当該製品は、EMC指令およびRoHS指令に適合する必要があり、また、米国への輸出においてはFCC認証※に対応することが必要であることをアドバイスした。また、各指令で対応すべき項目を整理した。
※ Federal Communication Commission:(連邦通信委員会)
- 2020年10月 都産技研本部にて機器利用(EMC)
EMC指令に適合するためのプレテスト実施のため、都産技研のEMCサイトを利用いただいた。
- 2020年10月から2021年1月 MTEP専門相談員(各国規制)による技術相談
リスクアセスメントや取扱説明書の作成方法についてアドバイスした。
- 2021年2月から2021年3月 MTEP専門相談員(RoHS指令)による技術相談
RoHS指令対応における管理体制構築や技術文書作成方法についてアドバイスした。
- 2021年3月 海外展開達成
海外法規制への対応を完了し、海外向けオンライン通販サイトでの販売が開始された。
利用企業からの声
本製品販売にあたりEMC規格適合要・不要を判断できずにいましたが、MTEP専門相談員との相談で、個人ユーザーが購入してそのまま使うモジュール製品はEMC規格への適合が必要であることを認識しました。その後、弊社製品の海外法規制への対応を完了することができ、規格準拠必須なEU市場を含みエリアバリアレスでの販売が可能となりました。
ザインエレクトロニクス株式会社
U R L: https://www.thine.co.jp/(外部リンク)
所在地: 東京都千代田区神田美土代町9番地1 MD神田ビル3F
事業内容: ミックスドシグナルLSIの開発・製造・販売、AI&IoTソリューションの開発・製造・販売