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支援事例紹介(マジックアイ株式会社)
印刷用ページを表示する 更新日:2022年3月2日更新
3Dセンシング・システム開発キットの海外法規制対応
対応分野 : CEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、FCC認証
3Dセンシング・システム開発キット(ILT001)
≪製品の特長≫
Raspberry Piと組み合わせることで手軽に早い動きのある立体を高精度に測距し、3Dポイントクラウドにすることができる小型・軽量な3Dセンシング・システム開発キット
利用前の課題
開発製品の海外への輸出に際し、対応すべき法規制について網羅的な知識、解決すべき課題が不明であった。
MTEPの支援内容
- 2020年11月 MTEP専門相談員による技術相談(CEマーキング、FCC認証)
EUではCEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、米国ではFCC認証が必要になるため、それぞれの法規制の概要を説明し、実際の対応方法について具体的にアドバイスを行った。
- 2021年3月 MTEP専門相談員による技術相談(CEマーキングを要求しない法規制)
EUにおいてはEMC指令、RoHS指令への対応以外にCEマーキングを要求しない法規制(WEEE指令、包装・包装廃棄物指令、REACH規則等)も必要であるためその対応方法についてアドバイスを行った。
- 2021年8月 海外展開準備完了
海外法規制への対応を完了され、海外への製品販売体制を整えることができた。
利用企業からの声
各種法規制に対応することによるビジネス上のメリットは当然であるが、CEマーキングの取得やRoSH対応を進める上で、社内の設計体制の整備、社内文書の管理、品質管理体制の構築など今後の企業運営に必要不可欠な副次的な効果を得ることができた。また、CEマークについては国内営業についても品質に関し一定の評価が得られることがあった。
マジックアイ株式会社
U R L: https://www.magik-eye.com/(外部リンク)
所在地: 東京都新宿区四谷三栄町15-5 アークランド四谷 5F
事業内容: 高速(最大600fps)高精度、低遅延に特徴を持つ3Dセンサーの開発および3Dセンシング・システムのソリューション提供