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支援事例紹介(建ロボテック株式会社)
印刷用ページを表示する 更新日:2023年2月2日更新
鉄筋結束ロボットの米国輸出対応
対応分野 : 機械安全
鉄筋結束トモロボ
≪製品の特長≫
- 市販の手持ち電動工具をセットするだけで、鉄筋工事における単純作業である結束作業を自動化できる「人とともにはたらく」協働型ロボット
- 現場の職人は辛い単純作業の反復から解放され、より高度な技術を必要とする場で“職人力”を発揮することが可能
- 「トモロボ」を使いこなすことで、建設現場の生産性向上と作業者の負担軽減を実現
- 製品情報(外部リンク)
利用前の課題
建設現場で使用する自社開発のロボット(鉄筋結束トモロボ)の米国輸出にあたり、機械の安全性に関して対応すべき規格や法規制について課題があった。
MTEPの支援内容
- 2022年3月 MTEP専門相談員との技術相談
MTEP相談:電気部の安全評価に係る米国の法規制について解説し、AC回路部品と安全制御部品はUL適合品の選択が必要などアドバイスした。また、リスクアセスメントについてもアドバイスした。
- 2022年4月 MTEP実地技術支援(出張支援)
OSHA(米国労働安全衛生庁)の労働安全衛生法に関連する規格要件をもとに実機での改造ポイントを洗出し、改良すべき点についてアドバイスした。
- 2022年12月 米国規格適合のための製品改良を完了
利用企業からの声
米国での販売に向け、対応する必要のある法規制や規格を明確にすることが出来ました。また、安全規格に対応する為に変更しなければならない点・必要となる資料についてなど多岐に渡り丁寧にご指導頂けました。明確になった課題を一つ一つクリアしていくことで、無事アメリカ向けの対応を完了する事が出来ました。今後も海外対応を進める際にはMTEP専門相談員にご相談させて頂きたいと考えています。
建ロボテック株式会社
U R L: https://kenrobo-tech.com/(外部リンク)
所在地: 本社:香川県木田郡三木町大字上高岡246番地2
東京オフィス:東京都墨田区横川1-16-3 センターオブガレージ内
事業内容:
- 建設現場省人化ソリューションの企画・開発・販売
- 省力化ロボット「トモロボシリーズ」の企画・開発・販売
- 建設現場DX支援
- 省力化製品、省力化資材の開発・販売
- 労働環境改善商品、資材の開発・販売
- 受託開発、開発コンサルティング