ニンヒドリン試験
ニンヒドリンはアミノ酸と反応し青紫色の縮合生成物を生じる。この反応を利用してアミノ酸やタンパク質の検出をすることができる。
なお、この反応は、アミノ酸のみでなく、酸化されてアンモニアを生じるようなアミノ化合物でも生じる。
試験方法
1)正常部および変色部を水でしめらせて、洗液を抽出する。
2)抽出液を約2mLを試験管にとる。
3)2)の試験管に1%ニンヒドリン水溶液を1から2滴滴下し、煮沸水浴上で約5分間処理する。
4)処理後の呈色を確認する。青紫色を呈すれば、アミノ酸やタンパク質等、酸化されてアンモニアを生じるようなアミノ化合物の存在を示す。