アタリの観察
アタリが生じている箇所は正常部と比べて織編物表面の凹凸が小さくなっている。これを観察することにより、アタリが生じているかどうかを確認できる。
試験方法
1)アタリが生じている箇所は、写真のように白化している。これは、垂直方向の圧力が加わったことにより、凹凸が少なくなって鏡面反射しているためである。
2)よって、生地を垂直方向からではなく、水平方向から観察すると、白化は目立たなくなる。
3)次に、生地を山折りにし、その頂点を観察する。アタリにより白化した部分は、正常部と比べて生地の凹凸が小さくなっている。